FIP (猫伝染性腹膜炎)の治療方針

  • 2024年7月22日
  • 2024年8月1日
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こんにちは、佐倉です^^

前回の続きを書いていきます。

前回の記事はこちら↓

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  こんにちは、佐倉です^^   我が家の猫さん、メルがFIP (猫伝染性腹膜炎)を発覚するまでの流れを書いていこうと思います。 F[…]

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FIPが確定した後、すぐに獣医さんとのお話がありました。

昔はFIP (猫伝染性腹膜炎)の治療法がなく、致死率100%の病気だったのが今は治療薬があるそうです。

医療の進歩に感謝…。

ただ、何種類かあるらしい薬代が高額で。

薬によるので値段の幅がありますが20〜100万円程かかるとの事でした。

でもお金で命が助かるならいくらでも出しますよね。

お話を聞いていくと、FIPの治療でよく使われるお薬の使用期限が非常に短く高額。

なので、一般の動物病院では在庫を抱えにくく取り扱ってないと。

じゃあどうするのかというと、FIP治療に特化した動物病院があり、そういった病院は薬を沢山揃えているので、その病院に患者?患猫?を紹介する形らしい。

一部の薬はかかりつけの病院でも発注かけれるとのこと。

だがしかし、FIP特化型病院がそう沢山あるわけではなく。

私が住んでいる地域だと、1番近くで車で片道3時間の場所に紹介出来る病院があると。

猫を乗せて車で往復6時間。診察等入れると7時程度。それが何回通院するかも分からない。

そしてすぐに治療始めれる確約がない。

え、すぐ治療したいし長時間の移動は猫ちゃんストレスめっちゃかかりそうじゃね?ということで。

かかりつけの病院で出せるお薬で治療開始する事になりました。

メルが使うお薬は、まだFIP治療には新しめのお薬らしく、安全性はあるけどデータが少ないとのことで。

 

FIP治療で長く使われていてポピュラーなお薬。

安全性が高く、服用後の生存率等のデータも多いお薬が約100万円。7時間かけて通院。

か、

FIP治療では新しめのお薬。

安全だと言われているけどデータ少なめなお薬が約20万円。

病院は家の近く。

 

私は後者を選びました。

FIP治療に適してると認められたお薬なら大丈夫かなと。新しいだけで。

 

ということで!

早速5月末から治療開始しまして。

薬を飲んだ次の日から見違える程元気になりました!

ここ1ヶ月猫が具合悪くなる夢見てたんかな?ってくらい次の日からめっちゃ元気!!!!笑

薬飲ますのがすごい大変なのですが、長くなりそうなのでそれは次回に書きます。

 

 

最後に、メルがFIPで出た症状を箇条書きで書いておきます。(個猫差ありだと思うのであくまで参考程度に。)

・ご飯と水の自力摂取が出来ない

・猫さんの前にご飯を置くと逃げる

・ずっと寝ていて全く動かない

・たまに動けてもジャンプが出来ず床生活

・嫌いなブラッシングをすると軽く逃げる元気はある

・歩く時の尻尾は下がったまま

・全ての動作がかなりゆっくり

・トイレに行かない(抱っこして朝夕トイレに乗せるとする)

・呼吸は1分間に約30〜40回(正常の範囲)

・約1ヶ月間の発熱(39℃〜41℃)

・頻繁に口くちゃくちゃする

・くしゃみ・鼻水・嘔吐は無し

・涙目(ずっと寝起きみたいな顔)

・瞬膜の戻りが悪く3分の1くらい出たまま

・黒目がずっと大きい

・全く爪研ぎしない

・ほぼ毛繕いしない

・9割へそ天で寝ていたのが9割香箱座りと丸まる

以上です。

 

次回は服薬について書こうと思います。

 

最後まで見てくださってありがとうございました!