こんにちは、佐倉です^^
我が家の猫さん、メルがFIP (猫伝染性腹膜炎)を発覚するまでの流れを書いていこうと思います。
FIPが確定した時の年齢は1歳4ヶ月でした。
元々体が弱いのか、去年の春にお迎えしてから発熱や血便、猫風邪、口唇炎等で通院してました。
これらで血液検査をする度に、猫SAA(炎症マーカー)とFCoV抗体価(FIP)も一緒に検査をしていました。約1年間、数ヶ月に1度。
数値はこちらです↓
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猫SAA(炎症マーカー)、基準値0.0〜4.3
2023/7 46.9
2023/7 3.1
2023/7 9.9
2023/8 8.3
2023/11 0.8
2024/3 23.1
2024/5前半 47.9
2024/5後半 23(FIP確定)
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FCoV抗体価(FIP)、基準値400倍未満
2023/7 1,600倍
2023/7 1,600倍
2023/8 1,600倍
2023/11 1,600倍
2024/3 1,600倍
2024/5前半 1,600倍
2024/5後半 102,400倍(FIP確定)
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獣医さん曰く、猫SAA(炎症マーカー)は数日前に嘔吐があった場合でも上がったりするとの事で、どこが原因かまでは分からず、体のどこかに炎症が起きてるという事だけ分かるそうです。
メルの場合、FIP発覚の1ヶ月前までは、トイレやご飯、様子等に異常はなかったので、定期的に検査をして様子を見ていました。
FCoV抗体価(FIP)は、ずっと1600倍横ばいで体調、数値共に変化はなかったのですが、体調が少しずつ悪くなっていき、5月末に急に102,400倍まで上がり、FIPが確定しました。
FIP(猫伝染性腹膜炎)にはウェットタイプとドライタイプ、混合タイプがあり、無治療の場合ウェットタイプは余命数週間、ドライタイプは余命数ヶ月だそうです。
メルはドライタイプでした。
FIPになる前のメルは、よく食べよく遊びよく寝ていて、とにかく遊ぶの大好きで、ザ⭐︎子猫!でした。
安静時の姿は9割へそ天。年中ひっくり返って床やベッドでコロコロしている。丸まったり香箱座りしてるとこなんてほとんど見たことがありませんでした。
そんな猫ちゃんが、2月辺りからすこーーーしずつ食事量が減ってきまして。
今年(2024)の平均グラム数はこんな感じです。(お迎えした時から毎日ご飯の量、排泄回数、様子を記録してました。)
1月・・・平均62.5g
2月・・・平均56.9g
3月・・・平均44.0g
4月・・・平均25.8g
5月・・・平均10.2g
4月までは、ご飯の量が減った事以外に変わりはなく元気だったので、ご飯に飽きたのかなと色々なフード試してみましたが食べず。
ドライフードをふやかしたりレンジで温める等色々試しても変わらずでした。
5月に入り、丸まって寝ている事が多い、大好きなおもちゃに食いつかない、ご飯はほぼ食べない、水もほぼ飲まない状態だったので、かかりつけの病院へ。
ご飯は、ドライフードやふやかしたドライフードを促しても1日に5粒程度しか食べないので、ありとあらゆる猫用の食べ物を買い、色んなやり方であげてみたけど食べず。(チュールは元々食べない。)
この時期Amazonの購入履歴が猫一色になってた。笑
5月前半から、↑と並行してカロリーエースというカロリー剤(液体)をシリンジで強制給餌を始めました。
病院では2週間効く抗生剤の注射と点滴を打ってもらいました。熱は40.4℃。猫の平熱は38℃台。
ヒルズのa/d缶回復期ケア(高栄養のウェットフード)と、家で体温を測れる様に動物用の体温計を購入しました。
獣医さんが「憶測になっちゃうけど自分はほぼFIPだと思う。けど、まだ細菌の可能性もあるから、この抗生剤で元気になったらFIPを否定出来る。」との事で。
抗生剤効いてくれ!!と祈り帰宅。
も、虚しく1週間が経ち状態は悪化する一方で。
トイレすら行かなくなり、24時間ほぼ動かず同じ場所で丸まって寝るように。
トイレは抱っこして連れて行ったらする。
ご飯を食べてないので排便も2、3日に少量1回。
ご飯はカロリーエース(液体)とa/d缶(ウェットフード)の強制給餌のみに。
2〜4時間毎に5〜10gをあげて、1日に40g程食べれてました。
口の周りについてベタベタになるのでご飯終わる毎に、スプレータイプ洗い流さないシャンプーでブラッシングして口周りを綺麗に…。長毛種なので大変でした。
熱も下がることなく40℃前後をうろうろ。
そしてメルの体調的に2週間待てずに病院に行き、点滴をしてもらって、血液検査。
(猫SAA(炎症マーカー)とFCoV抗体価(FIP)も追加でしました。この日の検査でFIP (猫伝染性腹膜炎)が確定する。)
治療方針は次回に書きます!
最後まで見てくださってありがとうございました!